メッセージ

2022年10月23日(日)のメッセージ

礼拝を整える人たち

「あなたたちは、主にささげられた聖なる人々です。」
(エズラ記 8章28節:日本聖書協会 新共同訳 旧約聖書)

牧師 伊藤真嗣

8章では、エズラとその同行者のエルサレム帰還の旅が描かれています。たくさんの同行者がいて1-14節には参加リストが記されています。

15節で、一行はバビロン郊外アハワ川のほとりに終結し、3日間野営したことが書かれています。当時の長期旅行は危険で野盗や野獣に襲われる危険がありましたが、しかしエズラたちは「神が守り給う」として護衛をつけずに旅をしました。当時、これだけの大集団で千数百キロの旅をするのは危険極まりないことでしたが、ペルシャの王に護衛を求めることをせず、ただ主にのみより頼む信仰を貫いたのです。

この章にも、「私たちの神の御手」という表現が3回出てきます。エズラの上にあった神の御手は、彼が導く一団の上にもあったのです。現在でも私たちは神さまの御手を信じ、主にのみ信頼して歩むときに、主はその人の属する家族や教会、あるいは職場にも祝福を与えてくださいます。

それは、イエスさまのアウトリーチに繋がります。それは私たちは神の「祝福の源」となるのです。主の御手を信じ、貫く者となりましょう。

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