メッセージ

2024年8月18日(日)のメッセージ

キリストの使者となって

「だから、キリストと結ばれる人はだれでも、新しく創造された者なのです。古いものは過ぎ去り、新しいものが生じた。」
(コリントの信徒への手紙二‬ ‭5‬章17節‬‬‬‬:日本聖書協会 新共同訳 新約聖書)

牧師 伊藤真嗣

イエスさまは山上の説教で「平和を実現する人々は、幸いである。その人たちは神の子と呼ばれる。」(マタイ5:9]とおしゃっています。
口語聖書では「平和をつくり出す人たちは、さいわいである」となっていますが、英語では「peacemaker」と言います。つまり、「平和」とは、何か一定の状態であるということより、聖書で「平和」とは常につくり出すものであると語られています。それほど人間とは「つくりだす努力」をしなくては、罪の中に陥ってしまうという、戦争という闘いをしてしまう、哀れな生きものなのだと言えるでしょう。

異なるものを受け入れられず、共に歩めないのが人間です。しかし、キリストは「平和の道」へと私たち導いてくださる方です。神さまはキリストの十字架の血によってこの世と和解された。同じ神を父として仰ぐ時、その一人子イエス・キリストの十字架を仰ぐ時、お互いが共に歩む道を進むことができるのです。

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