2024年11月3日(日)のメッセージ
神さまの声を聴く
「『わたしは、この子を主にゆだねます。この子は生涯、主にゆだねられた者です。』彼らはそこで主を礼拝した。」
(サムエル記上 1章28節:日本聖書協会 新共同訳 旧約聖書)
牧師 伊藤真嗣
本日は幼児祝福式です。日本の教会で、この時期に幼児祝福式をする教会が多いのは、いわゆる「七五三」のお祝いに合わせているので、今年は15日の七五三の日にあたるわけです。しかし、幼児祝福をするのは、そもそも聖書に基づいています。
「子供たちを来させなさい。わたしのところに来るのを妨げてはならない。天の国はこのような者たちのものである。」そして、子供たちに手を置いてから、そこを立ち去られた。」(マタイ19:14.15)ここで言われている「子供たち」というのは「おさなご」です。このように、イエスさまは、子供たちがイエスさまの所に来るのを妨げてはならない、神の国はこのような者たちのものだと宣言されました。そして、子供たちに手を置いて祝福します。教会も主に倣い子供たちを招き、祝福します。
一方で、本日の聖書で神殿で育った少年サムエルが神様の声を聞いたとき、すぐにそれが、神様の声だと分かったわけではありませんでした。神様は初めから、繰り返し、私たちに呼びかけています。イエス様は繰り返し、私たちを抱き上げます。その語り続ける声を共に聴くことこそが、神の国への祝福なのですから。
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