メッセージ

2019年5月26日(日)のメッセージ

ながーい行列、
あなたはどうしますか?

「数日後、イエスが再びカファルナウムに来られると、家におられることが知れ渡り、 大勢の人が集まったので、戸口の辺りまですきまもないほどになった。イエスが御言葉を語っておられると、 四人の男が中風の人を運んで来た。 しかし、群衆に阻まれて、イエスのもとに連れて行くことができなかったので、イエスがおられる辺りの屋根をはがして穴をあけ、病人の寝ている床をつり降ろした。 イエスはその人たちの信仰を見て、中風の人に、「子よ、あなたの罪は赦される」と言われた。」  (マルコによる福音書2章1~5節:日本聖書協会 新共同訳 新約聖書)

青葉キリスト教会 飯塚道夫&良子ご夫妻による
『朗読』と『証』と『讃美歌』を伴うメッセージより。

私達は人と人との関係で、譲り合い、そして分け合うことを大切にしていると思います。
厳しい状況の中でも行列に並ぶという行為は、そのことを象徴している。ということができます。
本日の聖書箇所には、大胆にイエスキリストに近づいた人達のことが書かれています。

ある時、イエス様は屋内で人々に語っておられました。そこに、ひとりの中風の人が四人の人に担がれてやってきました。 ところが、イエス様のまわりには人が溢れていて近づくことができなかったようです。 イエス様のところに行きたかったのですが、それを諦めても仕方の無い状況でした。

後から来たのだから、順番を守れば、人々の後ろに立ちすくむしかなかったかもしれません。 しかし、この人達は大胆な行動を取ります。屋内で語っていたイエス様の近くの屋根をはがし、穴をあけて、その病人を寝かせた床のままつり降ろしたというのです。 イエス様は彼らの信仰による大胆な行動を見ました。そして、その人に「起き上がり、床を担いで家に帰りなさい」と言われました。 その人は起き上がり、すぐに床を担いで皆の見ている前を出て行った。 と書かれています。

この人達はイエス様のところに行くことさえできれば、なんとかしてくださる。という信仰があったのだと思います。 私達も時が与えられたら、神様に大胆に近づいていきたい。そう思わされます。

(要旨メモ 文責:藤沢バプテスト教会)

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