メッセージ

2019年9月15日(日)のメッセージ

ゆるされる神

「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。 独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。」
(ヨハネによる福音書3章16節:日本聖書協会 新共同訳 新約聖書)

港南めぐみキリスト教会
東京バプテスト神学校 専攻科2年 藤原 靖彦

今日は高齢者祝福礼拝ということで、私が感銘を受け、そして理想のモデルとした高齢者の姿を2つ紹介します。内容はどうぞ宣教を聞いてください。信仰のDNAのようなものを高齢者から頂いてきている。それが伝わるとうれしいです。

本日は、旧約聖書(出エジプト記 34章1~10節)から取り挙げました。でも、お伝えしたいのは、イエス様をこの世に送ってくださった神さまの愛です。(巻頭語の聖書の箇所も、ヨハネ3:16にしました。) 

聖書の箇所は、エジプト脱出の物語の中から、神さまから十戒を授かったところです。その十戒のなかの第一戒と第二戒のお話をします。第一戒は、(20:3)『あなたには、わたしをおいてほかに神があってはならない。』第二戒は、(20:4)『あなたはいかなる像も造ってはならない。上は天にあり、下は地にあり、また地の下の水の中にある、いかなるものの形も造ってはならない』です。

その十戒は、神さまがお示しになり、イスラエルの民が賛成したものです。ところがイスラエルの民は早速その第一戒と第二戒を破ってしまうのです。その事件はモーセがいないときにおこりました。モーセは、神さまからそれを知らされ、急いで戻ります。そして、その起こった事実を知り、契約を刻んだ石の板を砕いてしまいます。しかし神さまは、同じ契約をイスラエルの民の同意を確認しないまま結ぶことにしたのです。イスラエルの民に何も条件をつけられませんでした。

イスラエルの民は、砂漠の中をさまよう不安な状況にあり、より頼むものは神さましかいません。そんなイスラエルの民ために彼らの罪を赦されたのです。それはイスラエルの民にとって、またこの世界にとって、いまだかつてない出来事でした。

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