2019年9月29日(日)のメッセージ
虹:救いの約束のしるし
「9:12 更に神は言われた。『あなたたちならびにあなたたちと共にいるすべての生き物と、代々とこしえにわたしが立てる契約のしるしはこれである。 9:13 すなわち、わたしは雲の中にわたしの虹を置く。これはわたしと大地の間に立てた契約のしるしとなる。 9:14 わたしが地の上に雲を湧き起こらせ、雲の中に虹が現れると、 9:15 わたしは、わたしとあなたたちならびにすべての生き物、すべて肉なるものとの間に立てた契約に心を留める。水が洪水となって、肉なるものをすべて滅ぼすことは決してない。 9:16 雲の中に虹が現れると、わたしはそれを見て、神と地上のすべての生き物、すべて肉なるものとの間に立てた永遠の契約に心を留める。』 9:17 神はノアに言われた。『これが、わたしと地上のすべて肉なるものとの間に立てた契約のしるしである。』」 (創世記9章12~17節:日本聖書協会 新共同訳 旧約聖書)
「3:16 神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。 3:17 神が御子を世に遣わされたのは、世を裁くためではなく、御子によって世が救われるためである。」 (ヨハネによる福音書3章16~17節:日本聖書協会 新共同訳 新約聖書)
オリベットバプテスト教会 牧師 渡辺牧人
Aloha!
アロハの「アロ」は「互いに向き合う」という意味があり、「ハ」は「息」をあらわしています。「互いに向き合い、親しく息をかけ合う」という事です。神さまが私たちを創造された時に、一人ひとりに向き合い、命の息を吹きかけて下さり、私たちは生きる者となりました。私たちは互いに聖書の神さまに創造され、生かされていますから、互いに向き合い、息をかけ合ってAlohaと皆さまにご挨拶できる恵みに感謝します。
藤沢教会とオリベット教会とは姉妹教会です。海を越えて共に祈り合える恵みにいつも感謝しています。私がハワイから海を越えて札幌教会でメッセージを語らせて頂く第一目的は「神さまがあなたの事を愛している」という事実をお伝えすることです。神さまはあなたが救われることをお望みになっていて、決して滅びることは望んでいないという事、そして永遠の命を与えようとされていることお伝えし、そしてあなたがその神さまからの救いのギフトを受け入れて頂く事を願い、お勧めするために来させて頂きました。
ハワイ州は虹の州とも言われています。ハワイのすべての車のナンバープレートにも、免許証にも虹が描かれているのです。虹は雨が降らないと見えません。私たちの人生にとって雨は悲しみ、痛み、苦しみをあらわしているかもしれません。そして雨は、恵でもありますね。創世記9章12~17に記されているのは、洪水によってノアの箱舟以外の人類と動物すべてが滅ぼされてしまった出来事後のストーリーです。神さまは洪水によってもう全人類を滅ぼすことがないことをあらわすしるしとして虹を示されました。ハワイでは、その神さまの救いの約束である虹をよく見ることが出来ますから、それを見るごとに神さまの約束を覚えさせて頂いています。
旧約聖書創世記の虹の救いのしるしと共に新約聖書ヨハネによる福音書3:16~17でもイエスさまの十字架の贖いを信じる人は、一人も滅びないで、永遠の命を得るという事が記されています。旧約聖書の神さまも新約聖書の神さまも同じ神さまです。私たちに対する神さまの愛は変わりません。神さまは今もあなたが滅びることを望んでいるのではなく、あなたが救われて永遠の命を得ることを望んでおられるのです。