2022年8月7日(日)のメッセージ
神の武具を身に着けなさい
「主に依り頼み、その偉大な力によって強くなりさい。」
(エフェソの信徒への手紙 6章10節:日本聖書協会 新共同訳 新約聖書)
牧師 伊藤真嗣
パウロはこれまで教会とはどんなものかを語ってきましたが、6章では具体的に教会に敵対する 勢力に対して立ち向かうための「武具」を示します。獄中で、困難な伝道の中でも、信仰の霊の盾によって、覚悟と勇気を持って戦いなさいと教会に伝えているのです。(14-18節)
パウロは「強くなりなさい」「神の武具を持って悪魔と戦いなさい」(10.11節)と語りますが、これは武力による平和ではなく、力を捨てて、試練や誘惑に対して本当の神さまの武具を持って立ち向かいなさいということを示しています。
神の武具とは「神の御言葉」を聞いていくことから身に着けることができます。「神の御言葉」によって私たちは真理を知り正義を知ります。そして救いを知り福音を知る。同時に神の言葉によって私たちは神が私たちを愛してくれていることを知ります。神の言葉によって、神の御心を知ることによって私たちは自分の進むべき道を力強く歩んでいきたいと思います。
前回のメッセージ