メッセージ

2023年9月17日(日)のメッセージ

わたしが背負う

「わたしはあなたたちを造った。 わたしが担い、背負い、救い出す。」
(イザヤ書 46章4節:日本聖書協会 新共同訳 旧約聖書)

牧師 伊藤真嗣

本日は高齢者祝福式の礼拝です。私たちの教会では、礼拝の中でご高齢の方々をおぼえて祝福と感謝の時を持ちます。 ところで、私は一度だけ小さな頃に事故にあって骨折をして救急搬送された経験がありますが、初めて救急車に乗り緊張しましたが、その時の救急隊の方は痛がる私に優しく声をかけてくださりとても安心しました。

このように、まして神さまは生まれる前からずっとあなたを運んで来られたと言っています。そんな私たち1人1人を「担って」くださり、「運んで」くださいます。そして、神のひとり子であるイエス・キリストは私たちがにないきれない罪の重荷を代わりに背負ってくださったのです。

神さまは4節後半で「わたしはこうしてきた」と語ります。その主はこれからも「同じ」ようにしてくださいます。つまり、いつまでも変わらない神は、今日のこの日までいささかの恵みにも欠けるところなく運んでこられたように、これからも同じようにずっと運んでくださるのです。

主はあなたを胎内にいる時からにない、生まれる前から運んでくださいました。自分が一番苦しい時も、一番大変な時も、決して見離すことなく、見捨てることなく見守ってくださいました。それはこれからも同じです。あなたが年をとっても、しらがになっても、ヨボヨボになっても、主はなおもあなたを背負い続けてくださいます。運び続けてくださるのです。そしてここに信仰の希望をもって、この人生の旅路を旅していきましょう。

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