メッセージ

2024年3月31日(日)のメッセージ

復活―想い出し、そして伝える

「見ると、石が墓のわきに転がしてあり。」
(ルカによる福音書‬ 24章2節‬:日本聖書協会 新共同訳 新約聖書)

牧師 伊藤真嗣

イースターおめでとうございます。そして、今日は復活日の記念礼拝です。共にこの日を心から喜びたいと思います。キリスト教会にとっては、クリスマス・ペンテコステと並んで特別な日です。

主を「想い起すこと」。それはわたしたちの信仰の歩みにおいて、とても大切なことです。イースターの朝、天使たちはイエスさまのお墓に向かった女性たちにこう告げました。「なぜ、生きておられる方を死者の中に捜すのか。あの方は、ここにはおられない。復活なさったのだ。まだガリラヤにおられたころ、お話しになったことを思い出しなさい。人の子は必ず、罪人の手に渡され、十字架につけられ、三日目に復活することになっていると言われたではないか。」(5-7)「そこで、婦人たちはイエスの言葉を思い出した。」(8)キリストが甦ったという事実を、わたしたち教会では信仰によって疑わないで受け取    りたい、今日の聖書箇所に登場する女性たちのように、信じ、それを伝えようではありませんか。

このことを、この恵みを、イースターのこの時に、想い出す者となりましょう。そして、そのことをしっかりと伝えていくという、この女性たちのように、ペトロやヨハネのように、全速力で走りながら、この恵みを伝えたいという行動に続く者となりたいと思うのです。

前回のメッセージ