
2024年11月24日(日)のメッセージ
御心が行われますように
「御心がおこなわれますように。」
(マタイによる福音書 6章10節:日本聖書協会 新共同訳 新約聖書)
牧師 伊藤真嗣
世界祈祷週間の礼拝となります。全国からささげられた献金の多くは日本バプテス連盟国外伝道に、また、国内伝道にも用いられています。
現在、主から召命を受けて、野口日宇満・野口佳奈両宣教師(インドネシア)佐々木和之先生(ルワンダ)が、それぞれの場で福音宣教の働きを担ってくださっています。しかしもっとも、大切なことは、この「世界祈祷週間」はその名の通り「献金」推進ではなく、「祈り」の推進を第一としています。インマヌエルの主、イエス・キリストという最高の恵みを受け取った一人一人が何よりも「祈り」において主の御業に参加します。
今日の聖書で言うと、私たちは人の願いや思いではなく、神さまの御心(will神の意志)に従う「祈り」をする必要があります。イエス・キリストの大宣教命令「全世界に行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えなさい。」(マルコ16:15)というキリストの言葉を思い起こさせられます。
「御心がわからない」「確信がない」と現実を嘆くばかりでは、本当の祈りになりません。世界祈祷週間を迎えた私たちは、他者と平和のためにも、神さまを信頼して、「御心が行われますように、天におけるように地の上にも。」と改めて真剣にこの祈りをし続けなければいけないのです。
前回のメッセージ