メッセージ

2026年1月18日(日)のメッセージ

神のものは神へ

「皇帝のものは皇帝に、神のものは神に返しなさい。」
(マルコによる福音書 ‬12章17節‬:日本聖書協会 新共同訳 新約聖書)

牧師 伊藤真嗣

神さまを信じる者は、常に「二つの秩序」の下に生きています。一つは「この世の秩序」であり、もう一つは「神の秩序」です。この二つの秩序はしばしばぶつかり合い、それゆえにわたしたちはその間にあって、戸惑ったり混乱したりすることも多いのです。もちろんこの世の社会に生きる私たちは、迷う事が多く、大切な家族や事柄を決して否定する訳ではありません。表裏一体で、そこには「葛藤」があります。私も相手から心ない事や皮肉を言われて、怒ってしまい感情的な者だと落ち込む事があります。しかしすべての働きはキリストを立て上げるため、そして私たちは神のもとに立ち返る、つまり神さまから来たものであり、私たちはキリスト者として聖書とこの世の生き方に付き合いながら、どう生きて、神の義を第一とするか問われています。

「皇帝のものは皇帝に、神のものは神に返しなさい」
今日の聖書箇所で、イエスさまは神の秩序とこの世との狭間においての問題に対して、わたしたちにチャレンジの言葉を語られます。 今の世界や日本の姿勢を見ると疑問に思うことがあり、小さくされた人が置き去りにされていると感じます。もしこの世の権威が神の意志に背いている時、社会が御旨から離れた在り方をしている時、そのあやまりを指摘し、警告を発していくこと、そして私たち自身も傲慢さや神さまから離れていないか、正しい方向に立ちかえらせていくことも、わたしたちの責任においてなしていかなければならないことなのです。

わたしたちは神に似せられて創造されました。神さまは私たち1人1人を愛しています。このことをしっかりと受け止めて、自分がこの世での責任をもしっかりと果たしていかなくてはならないということを、今日の御言葉は語っているのです。

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