2026年2月1日(日)のメッセージ
自分を吟味する
「隣人を自分のように愛しなさい。」
(マルコによる福音書 12章31節:日本聖書協会 新共同訳 新約聖書)
牧師 伊藤真嗣
この場面はルカによる福音書では有名な「善いサマリア人」の話しです。「隣人愛」についてのイエスさまの教えを分かりやすい譬え話で語られているところです。キリスト教で最も大切にする「神と人とを愛する掟」は、キリストが私達に示す指針でもあります。
イエスさまは、たとえ話を通して、隣人愛と永遠の命に関する教えで、ユダヤ人から軽蔑されていたサマリア人が、困っている人を助ける「隣人」として語ります。隣人というと自分以外の誰かを指しているように感じますが、今日の聖書では、「隣人を自分のように愛しなさい」(31)ということは、あなた自身をも愛してくださる神さまに目を向けて感謝することです。
私たちはいつも「本当に大切なことは何なのだろうか」そして「それを自分は実行しているだろうか」ということを、吟味するという姿勢が必要です。かつて神学校の最初の礼拝で、青野太潮先生からバプテストの牧師は「自分の考え(神学)を一度捨ててください。福音派でも社会派でもない、自分を吟味しニュートラルな立ち方を覚えて、自分の信仰がどこを向いているか、誰と共に歩んでいるのか、そしていつも自分が間違えているかと神に問う「癖」を付けなさい。」と教えられました。
自分を正すそれは「御言葉」です。なかなか「御言葉」を実行することは難しいかもしれません。しかし自身の信仰を吟味しながら、日々の生活で「何が大切かということを知る」こと、耳を傾けることはできるのではないでしょうか。改めて協力伝道の立ち方を問われます。


