メッセージ

2026年5月24日(日)のメッセージ

ペンテコステ
ー霊が吹き込まれた骨

「見よ、わたしはお前たちの中に霊を吹き込む。すると、お前たちは生き返る。」
(エゼキエル書‬ ‭37‬章5節‬‬‬‬‬‬‬‬:日本聖書協会 新共同訳 旧約聖書)

牧師 伊藤真嗣

エゼキエル書37章は「枯れた骨の復活」ということで、エゼキエル書の中でも一番有名な箇所ではないかと思います。

この光景はアフロ・アメリカン・スピリチャル(「黒人霊歌」と呼ばれていた歌です。(現在は「黒人」という言葉は差別的な言葉として用いない)歌ではエゼキエルが骨をつなげたようですが、実際につなげたのは主なる神です。谷に置かれ枯れた骨、しかし、主なる神が息を吹き込むと段々と肉体ができてくるのです。ここでの「骨」は絶望し、生きる気力を失ったイスラエルの人々を意味します。

でも、骨のようになった者でも、神が命の息を吹き込むと生き、歩み出すのです。アメリカのアフリカ人は奴隷として厳しい生活をしていました。彼らは枯れた骨が生きる姿に自らの命の自由と回復を重ねて歌ったのです。エゼキエル書が書かれた時代は、バビロン捕囚によって、国土を失い、また神殿を失い、神殿祭儀が行えなくなった今、まさにイスラエル人がイスラエル人であるためにその命とも呼べるものが失われたのです。

キリストが天に行かれた後、弟子達に聖霊の恵みが与えられ教会が誕生したように、聖霊を求める場所に主は力を与えてくださいます。私たちも、枯れた心、希望のない時、主の霊の注ぎを求めましょう。

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