2026年5月31日(日)のメッセージ
御霊の実
「わたしたちは、霊の導きに従って生きているなら、霊の導きに従ってまた前進しましょう。」
(ガラテヤの信徒への手紙 5章25節:日本聖書協会 新共同訳 新約聖書)
牧師 伊藤真嗣
今日はパウロが語る霊に従って生きる「御霊の実」とは何か考えたいと思います。 22節には「愛であり、喜び、平和、寛容、親切、善意、誠実、柔和、節制」(22)「御霊の実」は全部で9個あるのですが、「実」ということば自体は単数で書かれています。だから、この9個はバラバラではなく、ぶどうの一房のように、ひと塊のものと考えるのが良いでしょう。つまり、一つだけ個別に実るのではなく、9つのものが皆でひとまとめになったところで、初めて「御霊の実」として結ばれるということです。
「御霊の実」は、わたしたちの心がイエスさまに向いている時、イエスさまの言葉や愛で満たされる時、当然のこととして、わたしたちの中に現れる神さまからの祝福です。「御霊の実」、それはわたしたちのがんばりや努力では作り出すことはできません。心がイエスさまにしっかり向かい、結びついているのなら、それは豊かに実るのです。
先日、巨人阿部慎之介監督が娘への暴行で現行犯逮捕された事件は衝撃でした。AIに相談して通報したと報道がありましたが、現代の複雑な世の中で、私たちは人を愛そうと思っても自分を通そうと邪魔になったり、親子であっても、この世のしがらみや関係がブレーキになったりします。そういう不安からキリストは私たちを自由にしてくださいます。
そのためにはイエスさまが送ってくださった、助け主、聖霊に従ってしっかりと歩むことが大切なのですだとパウロは語るのです。「霊の導きにしたがって歩みなさい」(5:16)それは決して私たちを縛る霊ではなく、復活の主の力で、疲れた骨が再び立ち上がり1人1人が復活する事柄なのです。


