2026年6月14日(日)のメッセージ
広がっていく告白
「祈りが終わると、一同の集まっていた場所が揺れ動き、皆、聖霊に満たされて、大胆に神の言葉を語りだした。」
(使徒言行録 4章31節:日本聖書協会 新共同訳 新約聖書)
牧師 伊藤真嗣
先週からの続きで、使徒言行録の伝道物語を学んでいます。初代教会のリーダー格のペトロは主イエスの弟子の中でも最も知られる12使徒の1人ですが、主からケファ(岩)と呼ばれ、天国の鍵を渡されました。しかし主が逮捕されると一目散に逃げ出し、主を3度知らないと答えた人間的な弱さを持っていました。そんなペトロが再び主の命令を受けて伝道を始めました。しかしその旅も順風満帆ではなく、説教を大胆に語りながらも、前回の3章で神殿で足の不自由な人を癒やしの説教をすると厳しく取り締まりを受けてしまいます。
今日のポイントは「神に向かって心を1つにすること」です。私たちも時に良かれと思って信念を持ったとしても認めてもらえない、正しいことを信じて正しいことをしているのに、上手くいくとは限らない。しかし主イエス・キリストの名によって聖霊が与えられる場所に救いが起こされます。この教会の信徒の祈りに答えられた神さまが一人一人の信徒に働いて、大胆に主を語り、告白することができたからです。
私たちは毎週礼拝で共に信仰を告白する群れです。違いを持ってこの教会に集まり、こんな小さな教会や私たちの、ほんとうにからし種のようにちっぽけですが、みんなで心を合わせて祈る時、大きな神の力が働くのです。孤独な祈りではない、「祈り合う」ことで、祝福の時には喜びを増し加わり、神の力によって一人一人が大胆に主を宣べ伝え、告白していくことができるのだという証なのです。


