メッセージ

2026年7月5日(日)のメッセージ

勇気を出して飛び込む献身

「恐れることはない。今から後、あなたは人間をとる漁師になる。」
(ルカによる福音書‬ ‭5‬章10節‬‬‬‬‬‬‬‬:日本聖書協会 新共同訳 新約聖書)

牧師 伊藤真嗣

今日は「ガリラヤ湖」(ゲネサレト湖の湖畔)で主イエスの招きの下、最初の弟子たちが生まれ出たという出来事です。「押し寄せて来た」(1b)とありますから、この小さな貧しい町で彼らも救い主を求めていた1人だったのでしょう。

主イエスは、その中の一人の漁師であるシモン・ペトロに声をかけます。「あなたの舟に乗って人々に話しがしたいので、舟を出してくれないか」これはシモンにとっては、突然な申し出でした。「こんなに一晩中漁をして疲れている自分に、まだ舟を出せなんて言うのか。なんで、魚一匹とれなくてがっかりしている自分に、この方は関わってこようとするのか」ペトロにとっては、戸惑いを思ったのではないでしょうか。

しかしここに「神の選び」というものがあります。神の選びは、人間の側が熱心に求めるからというよりも、神の側からの一方的な働きかけなのです。群衆と距離を置き、1人孤独の中にいたペトロに目を留めたのです。「人間をとる漁師になる」そのお言葉に、シモンは舟も網も一切捨ててイエスさまに従いました。神のために、人のために生きる人生、奉仕の人生へと変えられていったのです。

牧師や宣教師になることばかりが、「召命」を受けることではありません。まことの神さま、まことの救い主を知ったわたしたちは、神さまに用いていただけるように、わたし自身を主にささげることができるように、いつも祈り続けていくことが大切です。そして、神さまの御言葉を聞き逃さないようにしなくてはいけません。今日のメッセージでは、私たちは1人のファーストペンギンとして、その先駆者として立つ主を見上げて、そしてその言葉を、わたしへのお言葉なんだと「お言葉ですから」と受け止め勇気を出して歩んでいきましょう。

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