2026年8月9日(日)のメッセージ
自分の家に帰りなさい
ー私たちの平和とは
「自分の家に帰りなさい。そして身内の人に、主があなたを憐れみ、あなたにしてくださったことをことごとく知らせなさい」
(マルコによる福音書 5章19節:日本聖書協会 新共同訳 新約聖書)
牧師 伊藤真嗣
今日は「平和祈念礼拝」です。マルコ5章では、その直前に「向こう岸を渡ろう」(4:35)と、ガリラヤ湖での嵐の後に、この「ゲラサ地方」にイエスさまは向かわれました。1人の悪霊に取り憑かれた、誰も近づこうとしなかった男に自ら歩み寄り、神の権威によって救われました。キリストが十字架にかかりそのことによって、「失われていた神との関係と本来の人間の姿が回復された」のでした。
私は昔からマザーテレサが好きで、本もいくつも持っていますが、彼女が遺した言葉や手紙は、今なお世界中の多くの人々の心を打ち、深い感銘を与え続けています。彼女は「あなたの周りの「小さなこと」から始める」と語っています。またマザー・テレサは、世界平和や大きな慈善活動について問われた際、いつもこのように答えていました。「世界を平和にしたいなら、家に帰って家族を愛してあげてください」彼女の手紙や言葉が教えてくれるのは、遠くの誰かを救おうとする前に、まずは目の前にいる人(家族、友人、隣人、身近なコミュニティ)に微笑みかけ、「小さな愛を注ぐことの大切さ」です。これこそが、「神の家に帰って、神の平和の種を蒔きなさい」、という平和のメッセージではないでしょうか。
今日の聖書でイエスさまは、「自分の家に帰りなさい」(タイトル)とおっしゃいました。イエスさまはあえて、そこに「帰れ」と言われるのです。それは、そこにおいてこそ、私たちの本来なすべき「使命」があるからなのです。
私たちの神を証する場所にこそ、「本当の平和」が訪れます。昨日まで福岡の西南学院大学でバプテストフェスティバルが開催されました。zoomを含めて総勢700人以上が参加した今回の集会は、バプテストの持つ信仰の力強さと主への賛美に溢れたものでした。これからも証続けて主が私たちを用いてくださいますように。協力伝道の恵みに感謝して共に歩んでいきましょう!


